ノンアルコールビールで争うサントリービールVSアサヒビールの行方は?
ノンアルコールビール国内1位のシェアを持つサントリービールの親会社、サントリーホールディングスは、2位のアサヒビールの主力商品「ドライゼロ」が、自社の特許権を侵害していると主張して、製造や販売の差し止めなどを求める裁判を起こしています。
サントリーは飲み応えをよくするために糖質やエキス分などの値を一定の範囲にしたノンアルコールビールを開発し、特許権を取得しています。
訴えの中では、「ドライゼロ」の成分を分析したところ、いずれの値もサントリーの持つ特許の範囲内だったと主張しています。
アサヒビールは「サントリーが特許を出願する前から糖質やエキス分の値が似ている商品が複数販売されていた。今回の特許は既存の商品から容易に創作できるもので無効だ。」と反論し、訴えを退けるよう求めました。
アサヒビール側は特許の無効を求める審判の申し立ても検討しているという事ですが、今後の行方が気になります。
当店でノンアルコールビールの取り扱いはございませんが、今宵も18:00よりお待ちしております。