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【仕入れ困難】テキーラのショットが高い理由と「酔い」のちょうどいい関係

こんにちは。ゲンタです。
気づけば秋も深まり、かなり風が冷たくなってきましたね。先日はリズムバー2の人気メニューとして「りんごジュース」についてブログを更新させていただきましたが、開店当初から根強いファンが「テキーラのショット」です。

リズムバー2では新宿二丁目界隈では「ショット1杯1,000円〜1,500円」は平均的な価格かと思いますが、ご存知のないお客様にとっては、「量の割には高めの設定じゃない?」とご指摘をいただく事もあります。実はそこにはきちんと理由があります。今日はそのお話を少しだけ。

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ショットの量は少ない。でも「濃さ」が違うじゃない!

「ショットってあんなに少しなのに、なんで高いの?」と聞かれることがあります。たしかに、グラスに、ほんの数センチ。ワインやビールに比べると少量です。でもテキーラのアルコール度数は40度前後。一般的なチューハイやビールの4〜5倍の強さです。つまり「早めに気持ちよくなれる」お酒なんです。少ない量でも満足感が高く、飲み方次第ではコスパがいいとも言えます。

スタッフもお客様も「楽しく安全に」飲むために

もう一つ、リズムバー2のテキーラが少し高めなのには理由があります。それは、お客様がスタッフに「ごちそう」してくれる文化があるから。

お客様と一緒に乾杯するのは楽しい時間ですが、スタッフが飲みすぎてしまうと営業が続けられなくなってしまうことも。だからこそ、ショットの価格には「スタッフの体調を守るための小さなルール」も含まれています。スタッフもお客様も気持ちよく笑顔でいられるように——そんなバランスを考えた結果の価格なんです。決して「少量を飲んで儲けてやろう!」なんて考えではありませんからね!笑。

テキーラは「勢い」ではなく「リズム」で楽しむ

テキーラって、パーティーの勢いで一気に飲むイメージが強いかもしれません。でも実は、香りを感じながらゆっくり味わう「上質なスピリッツ」。アガベ(竜舌蘭)の香ばしい甘み、スモーキーな余韻——良いテキーラほど深く、まろやかに酔わせてくれます。リズムバー2ではそんな「大人のテキーラタイム」を楽しんでもらえたら嬉しいです。そして、お客様同士・スタッフ同士の「いい距離感」が生まれる、そんな空間をこれからも作っていきたいと思っています。

2025年も終わろうとするこの時期の本音を言えば!

テキーラのショット1杯に込めたのは、「強いお酒」の魅力だけでなく、「気持ちよく飲み合えるリズム」です。少量でも濃く、短時間で盛り上がる——まさにバーらしいお酒。ぜひ、あなたのペースでリズムを刻みながら楽しんでくださいね。

それから、少し裏話を。実は今、アサヒビールさんがサイバー攻撃の影響で製品出荷が止まっていて、
うちのテキーラ「クエルボ1800」もなかなか仕入れができない状況なんです。正直、今の価格(1,000〜1,500円)でもギリギリ……。本当は「この状況なら1杯2,00円でもいいんじゃ?」なんて冗談を言いながら、スタッフみんなで笑っています(笑)。そんな裏事情も含めて、テキーラを注文してくれるお客様には心から感謝です。今宵、木曜日も「ちょっと高いけど、理由がわかれば納得」——そう思ってもらえるよう、あまねママには、リズムバー2らしく、正直で温かいお店づくりをしていきます。

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